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介護職において転職をするタイミングとは?

違う環境で働いてみたいやもっとスキルアップしたいなど、転職を考えている人の思いは様々です。しかし、そのタイミングで悩んでしまう人は多いのではないでしょうか。

目安として、1つの施設に約5~6年は勤めるのが最も良いとされています。なぜなら、そのぐらいの経験を積むことで、介護に関する考えや理念がしっかりと確立してくるからです。それだけの経験を積んでいる事で、採用する側にとっても嬉しい人材となります。そのため転職する前に勤めている施設では、それに相応するような役職に就いて実績を残しておく方が有利になります。その実績そのものが、能力と判断されるためです。

また同時に、資格も取得できるものは取得しておくようにしましょう。資格によっては出来る実務の範囲も広がるため、将来的に考えると選択肢の幅も広がります。

ただ職場の人間関係などで悩んで辞めたいと考えている場合、今すぐにでも辞めたいと感じてしまうかもしれません。しかし介護職に就き2年働いた時点では、まだ介護福祉士の国家試験を受験する資格を得ることができません。介護福祉士になるには、3年の実務経験が必要となるのです。そのため今すぐ辞めたいと感じても、最低3年は勤めるようにするのがベターでしょう。すぐに辞めてしまうと、次の転職活動の際に介護職として働いていたことをアピールできません。

また、介護職はどの年代が有利といったことはないため、焦る必要はありません。そのため自分のペースで、確実にキャリアをアップしていくようにしましょう。